手前のダイニングテーブルセットは、テーブル・椅子・ベンチのセットで、ケヤキで作られています。
こちらもダイニングテーブルセットです。
テーブルにはケヤキ、椅子にはアカマツが使われています。
「今回は、アカマツの珍しい作品がありますよ」と、おすすめされたのが、こちら。
パソコンデスクセットです。
マツは、時間がたつにつれてヤニが出てくることがあるのですが、
このマツは立ち枯れしたものだそうで、ヤニが出てくる心配がないそうです。
ケヤキの応接テーブル(上)とケヤキの座卓(下)。
同じケヤキの木から天板を作られたとのこと。
木取りの位置で、天板の表情が異なります。皆様はどちらの木目がお好みでしょうか。
下の座卓の脚に注目すると・・・
脚は屋久杉で作られています。表面をハツって木目を出しています。
屋久杉の密な年輪だからこそ、少し削るだけで年輪の表情が出るのだそうです。
その他にも、写真立てやトレイ、一輪挿し、まな板などが会場に並びます。
製作者の平川さんは、
「作品作りはまず素材の板を見て、その木目や特徴から何を作るといいのか、
考えることから始めます」とのこと。
「何を作りたい」ではなく、「何を作ったら木の良さを生かせるか」を考えられているので、
ひとつひとつの木工品が、世界に一つだけの味わいを持った作品になっています。
会場の椅子も、どれも座り心地が良いものでしたよ。
ぜひ、会場で手に取って、座って、お気に入りの一品を見つけられてはいかがでしょうか。
皆様のご来場をお待ちしております!(Su)