くらしの中の木工芸品展(2015.11/3-11/8)

伝統工芸館スタッフ

2015年11月03日 20:35

くらしの中の木工芸品展
手作り木工房 ひらかわ (宮崎県)
《 開催期間 》 平成27年11月3日(火)~11月8日(日)
《 時 間 》 9:00~17:00 ※最終日は16:00まで
《 会 場 》 熊本県伝統工芸館 地下展示室(和室)

ケヤキ、楠の木、タブの木など、天然木を生かした座卓や
ダイニングテーブル、ベンチ、花台、写真たてなど
オリジナル手作り木工品を展示販売いたします。
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こんにちは!
ただいま、熊本県伝統工芸館地下展示室(和室)では、
「くらしの中の木工芸品展」が開催中です!

それでは会場の様子を少しだけご紹介いたします。

会場には家具や木工小物が展示されています。
手前のダイニングテーブルセットは、テーブル・椅子・ベンチのセットで、ケヤキで作られています。

こちらもダイニングテーブルセットです。
テーブルにはケヤキ、椅子にはアカマツが使われています。

「今回は、アカマツの珍しい作品がありますよ」と、おすすめされたのが、こちら。
パソコンデスクセットです。
マツは、時間がたつにつれてヤニが出てくることがあるのですが、
このマツは立ち枯れしたものだそうで、ヤニが出てくる心配がないそうです。

ケヤキの応接テーブル(上)とケヤキの座卓(下)。

上下のテーブルをよ~く見ると、木目が似ています。
同じケヤキの木から天板を作られたとのこと。
木取りの位置で、天板の表情が異なります。皆様はどちらの木目がお好みでしょうか。

下の座卓の脚に注目すると・・・
脚は屋久杉で作られています。表面をハツって木目を出しています。
屋久杉の密な年輪だからこそ、少し削るだけで年輪の表情が出るのだそうです。


その他にも、写真立てやトレイ、一輪挿し、まな板などが会場に並びます。

製作者の平川さんは、
「作品作りはまず素材の板を見て、その木目や特徴から何を作るといいのか、
考えることから始めます」とのこと。
「何を作りたい」ではなく、「何を作ったら木の良さを生かせるか」を考えられているので、
ひとつひとつの木工品が、世界に一つだけの味わいを持った作品になっています。

会場の椅子も、どれも座り心地が良いものでしたよ。
ぜひ、会場で手に取って、座って、お気に入りの一品を見つけられてはいかがでしょうか。

皆様のご来場をお待ちしております!(Su)

  

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