熊本県伝統工芸館ブログ

熊本県伝統工芸館は、東日本大震災で被災した工芸産地支援をきっかけに、さらに、館設立提唱者であり日本の工業デザイナーの草分けである秋岡 芳夫 氏（熊本県旧松橋町出身　元東北工業大学工業意匠学科長）との繋がりもあり、東北工業大学と連携協力の協定を平成26年に結び、これまで互いの工芸産地の振興を図るため、工芸品の展示販売会や講演会などを開催してきました。

このたびの熊本地震では、熊本の工芸家を応援するため、東北工業大学とみやぎ地場産品流通開発研究会（宮城県の工芸家で構成）のご協力で、10月、11月には宮城県仙台市内の2会場で熊本の工芸支援展を開催していただきました。

今回、そのご恩返しの意味も込めて、3年目となる東北の工芸展を熊本で開催します。東北と熊本がエールを交換しあい、地域がもっと元気になることを願います。