熊本県伝統工芸館ブログ

熊本県伝統工芸館・東北工業大学連携協力協定事業
東日本大震災・東北の工芸支援展　パートⅡ
～宮城・岩手・秋田・山形の手しごと～

《開催期間》　平成27年4月28（火）～5月6日（日）
《　時　間　》　9：00～17：00　※最終日は16：00まで
《　会　場　》　熊本県伝統工芸館　１階展示室
パートⅡでは、津波で工房や道具をすべて流された宮城県石巻市、『雄勝硯』の品々を中心に宮城県、岩手県のほか秋田県、山形県の手しごとを展示販売します。
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熊本県伝統工芸館　Ｙ　です。ただ今1階展示室では
「東日本大震災・東北の工芸支援展　パートⅡ」が開催中です。

それでは会場の様子を少しだけご紹介いたします。

◇雄勝硯（宮城県石巻市）
雄勝硯は、国の伝統的工芸品指定を受けている宮城県を代表する工芸品です。

雄勝石は硯の他、食器等の石皿、さらにはスレート材として東京駅の屋根材としても使用されています。

◇秋保（手しごとAKIU）（仙台市太白区）
仙台の奥座敷、秋保温泉卿に位置する「秋保工芸の里」や手づくり山里「ゆめの森」等の有志で構成している、手しごとを主体にした工芸品づくりのグループです。

鳴子漆器（宮城県大崎市鳴子町）
国の伝統的工芸品指定を受けている、宮城県を代表する工芸品。長年使うことで木目が透けてくる、木地呂（きじろ）塗などが特徴。

◇鳴子こけし（宮城県大崎市鳴子町）
宮城県北部の鳴子温泉地域でつくられる鳴子系こけしです。

素朴な顔立ちと伝統的な菊の模様や首をまわすと「きいきい」と音がするのが特徴ですよ。

他にも

◇大野木工（岩手県洋野町大野）
◇大館曲わっぱ（秋田県大館市）
◇米沢織（山形県米沢市）
◇津山木工（宮城県登米市津山町）
◇岩出山竹細工（宮城県大崎市岩出山町）

が展示販売されています。この機会にぜひ東北の工芸をお楽しみください。

皆様のご来館をお待ちしております。